こんにちは。
スマホやPCを使う毎日…
知らないうちに恐ろしい「巻き肩」になっているかも…!
皆さん、肩こりつらくないですか?
肩こりを解消する前に、まず肩こりにならない生活習慣にしたいですよね。
肩こりの大きな原因の一つに、現代病でもある「巻き肩」があります。
これは、スマホやパソコンを使用する姿勢によって起こります。
知らないうちに巻き肩だった!という人もとても多いため、ここでは「巻き肩」とは何か、自分が「巻き肩」かのチェック法、肩を正しい位置に戻す方法などを紹介していきます。
巻き肩に気付いていない人って意外と多いんですよ!
猫背と巻き肩の違い
巻き肩は、猫背と見た目は似ていますが、別々のものです。
何が違うのでしょうか?
巻き肩は、現代人に多い「肩の変形」です。
最近はパソコンやスマホ操作が日常化しているため、一見猫背でなくても、巻き肩になっている人がとても多いようです!
巻き肩セルフチェック
自分が巻き肩になっているかどうか、簡単にできるセルフチェック方法です。
①肩幅に足を開いて立ち、その状態でバンザイ
②腕をできる限り耳に近付けながら限界まで後ろに倒し、その位置をチェック
*下記イラストあり
横を向いてチェックすると分かりやすいです。
腕が耳より後ろまでいけば巻き肩の心配は少ないですが、腕が耳より前しかいかない場合は巻き肩の可能性が高いです。
巻き肩のデメリット
「巻き肩」で起こるデメリットを3つご紹介します。
①肩が本来の正しい位置ではなくなるため、肩まわりの血流がどんどん悪くなります。
②胸側の筋肉が収縮した状態になるため、どんどん前かがみの姿勢になります。
そうすると、頭が肩より前の位置にくるため、頭の負荷が首や肩に大きくかかってしまい、肩こりの原因となります。
さらに、前かがみの姿勢になることで、腹筋が緩くなります。
③呼吸をする時に肺が思うように膨らむことができず、浅い呼吸になってしまいます。
そうすると体全体に酸素が届きにくくなり、疲れやすくなります。
なんだか、悪いことだらけですね…
首・肩に27kgの負担!?「スマホ巻き肩」
「スマホ巻き肩」とは、スマホを使う時に、うつむきがちになって肩が丸まっている姿勢のことです。
PC作業でも当てはまりますね。
うつむいているとき、頭の重さが首に与える負荷は数倍にもなり、首を支えている肩にも大きな負担がかかります。(頭の重さは平均で5kg)
下記の図をご覧ください。
ー首の傾きによる 首や肩への負担ー
こんなに肩と首に負担がかかるんです!
これは慢性的な肩こりだけでなく、二重あごの原因にもなります。
このように負荷がかからないためのスマホ操作の正しい姿勢はこちら!
スマホやパソコンを見ることが多く、うつむく姿勢でいることが多い人は、巻き肩だけではなくストレートネックや猫背になりやすいです。
まずはデバイスの位置を上げて、目線を上に持っていきましょう。
どうしても下を向いたまま作業しなければいけない場合は、こまめに休み、肩をストレッチしたり、首を上下に動かすなど、長時間一定の姿勢にならないようにしてください。
簡単!肩を正しい位置に戻す方法
下記の動きをしてみてください。
①両肩を同時に上にググっと引き上げる(行けるところまで)
②そのあと軽く胸を張る(できるだけ肩が水平になるように肩甲骨を寄せるイメージ)
③一気に力を抜いて肩をストンと落とす
この肩を落とした状態が、巻き肩になっていない正しい状態です。
やってみると、正しい位置って意外と違和感がありませんか?
そんな方は巻き肩が定着しています…!
この方法はストレッチの役割もあり、首から肩の血流が促進しコリをほぐしてくれます。
さらに、首・肩・腕の筋肉の弾力性が上がり胸が開きやすくなることで、巻き肩予防ができます。
肩の正しい位置を体に覚えさせるためにも、普段から意識的に行ってみてください!
知っておきたい!肩こり解消のカギ「鎖骨」
巻き肩のせいで肩こりがひどい…そんな皆さん!
肩まわりををほぐしても実は一時的な効果しかありません。
肩こり解消には「鎖骨」をほぐすことがとても重要です!
こちらもあわせてチェックしてみてくださいね。
現代はパソコンやスマホを触る時間が多くなりがちですよね。
健康のためにも、極力巻き肩にならないように、日々意識して過ごしてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント